インターネットは上手く活用すれば人生を豊かにするツール。
でも、使い方を間違えればネット依存になることがある。SNSでの交流が当たり前の時代だからこそ、ネット依存の中でもSNS依存をしっかり対策しておこう。
リアル社会の生活を犠牲にしてまでSNSをしている人は読んでおいてほしい。
SNS依存はリアル生活を壊してしまう可能性もあるので注意しよう。SNS依存の対策をして、リアル生活の1つのツールとしてSNSを使えるようになろう
SNS依存になりやすい3つの特徴
- 自分に自信がない
- 承認欲求が強い
- リアル生活が充実していない
SNS依存になりやすい人には3つのパターンがある。
3つとも当てはまる場合は、SNS依存になりやすいタイプなので、SNSから離れるライフスタイルを送るのもひとつだ。
間違っても、SNSをすべて登録して四六時中SNSを開けるライフスタイルはおすすめしない。
SNSはコミュニケーションツールであり、自分のライフスタイルを崩してまで取り組むことではないと覚えておこう。
自分に自信がない
SNSはオンライン上のコミュニケーションだ。
自信がないからといって、相手の行動ばかり気にしすぎることには注意が必要だ。リアル社会と同じで、過度に相手を意識することで、悪い想像ばかりが頭に浮かぶもの。
例えば、フォロワーが投稿している言葉に過度に反応したり、常にネガティブに受け取る人は、必要以上にSNS上のやり取りに依存している。
SNSはリアル社会では体験できないコミュニケーションを提供してくれるが、コミュニケーションを強要しているわけではない。
目に飛び込んでくる投稿を全部チェックしてしまう。あるいは、まわりの人たちが敵に見えるようになってきたら、一旦SNSから離れることも必要だと考えておこう。
自意識過剰にならないのが一番
あなたが常にアンテナを立てSNSの投稿をチェックしているのは、あなたが常にフォロワーから注目されていると誤解している。
あなたが気にするほど相手はあなたのことを気にしていないと知ることが重要だ。SNSは、その特性上、フォロワー数ややり取りなどリアル社会以上に交流が増えていく。
何かしらの発信をする目的がある人が、誰か特定の人に向けて発信をしていることは少ないのだ。発信内容が個人に向けられていると感じるのは、発信者がターゲットを絞っているからにすぎない。
あなたは見栄を張ることなく、等身大でSNSをしているだけでいいのだ。肩の力を抜いて、リラックスした状態でSNSを楽しめるようになればSNS依存になりにくくなる。
みんなから注目されていると考えるから怖くなって自信がなくなってくる。SNSは注目されるためにやっているわけではなくSNS上の自分の分身だと考えて普通の生活を送るようにSNSをすればいいよ
承認欲求が強い
SNS依存になりやすい人は承認欲求が強い。
承認欲求とは相手に認められたい気持ちだ。承認欲求が強いと、いいね数やリツイートなどの拡散数、コメント数、コメント内容を過度に気にしてしまう。
認められたい気持ちが強いと発信内容を盛ってしまうことが増える。リアルな生活を楽しむより映える写真を求めるようになったら注意が必要だ。
SNSはオンライン上のコミュニケーションだ。認めてほしいと要求すること自体、コミュニケーションではなくなっている。そもそも、認めるかどうかは本人がのぞむものではなく、相手があなたの行動を見て判断すること。
みせかけだけのフォロワー数・いいね数・リツイート数など、表面をなぞるだけのコミュニケーションを過度に意識しないようにしておこう。
自己実現を目指そう
承認欲求が強い人は、自分の人生で実現したいことを思い描いてみよう。
四六時中、SNSをすることが人生を豊かにすることだろうか。何か夢を実現したいためにSNSを活用するのは素晴らしいことだが、SNSに縛られたライフスタイルは、自分の人生を豊かにすることはない。
コミュニケーションは目的ではなく手段。お金と同じだ。夢を叶えるためにお金を手に入れるはずが、いつしかお金を手に入れることが目的になっていることと、SNSが目的になってしまうことは似ている。
コミュニケーションを目的にすれば、SNS依存になる可能性があるので注意しよう。SNSは叶えたい夢に近づくための1つのツールにすぎないと覚えておこう。
認められたいというのはエゴでしかない。自分がやりたいことをやって認めてくれる人がいれば感謝するぐらいの気持ちを持とう。SNSで認められることがゴールではないと覚えておくこと
リアル生活が充実していない
リアル生活が充実していない人はSNS依存になりやすい。
リアル生活が充実していれば、SNSはツールの1つだと理解しているはずだ。リアル生活で実現できなかったことをSNS上では実現できると安易に考えるのは危険だ。SNSの世界に過度に期待してはいけない。
SNSはオンラインであってもコミュニケーションを取るツール。SNS上の自分を作れば作るほど、リアル社会の自分とのギャップに苦しむことになる。
ましてや、リアル生活は充実していないのに、SNS上で理想の自分を演出し続けることは、リアル生活よりもSNS上にいる時間を長くすることにもなる。
SNSにハマればハマるほど、リアル生活がうまくいかない悪循環になれば、SNS依存につながるので、リアル生活があってのSNSだと考えるようにしよう。
ネット社会もリアル社会と同じ
リアル社会とネット社会を分離して考えている人はSNS依存になりやすい。
リアル社会の1つのツールにネット社会があると考えることが重要だ。SNSは、リアル社会を充実させるためのネット社会のコミュニケーションツールにすぎないのだ。SNSに過度に期待して、SNSが今の自分のリアル生活を変えてくれると思いすぎないこと。
「リアル生活の充実をゴールに設定しツールとしてネット社会のSNSを使うこと」を徹底することで、SNS依存にならないライフスタイルを確立しよう。
リアル生活を充実させずにSNS上だけ充実させるのは危険。
なんのためにSNSをしているのか考えておくこと。リアル生活で出会うことのない人たちとのコミュニケーションツール?夢を実現させるためにSNSを使う?SNSを使う目的を決めておかないと常にSNSを見てしまうことになるので注意しよう
SNS依存にならないためにはSNSの位置付けが重要
SNS依存は、SNSを特別視していることで始まる。
多少、自分のライフスタイルを盛って演出するのはいいにしても、今の自分にないものをSNS上で演出しすぎないことが大事だ。
SNS上の自分とリアル社会の自分のギャップが大きくなればなるほど、SNS依存しやすくなるので注意。
SNS依存にならないための3つの対策
- SNSを開ける時間を決める
- 自分を盛りすぎない
- リアル生活をないがしろにしない
SNS依存にならないために、3つの対策をしておこう。
SNSはうまく活用すれば、自分のやりたかったことを実現するきっかけになる。趣味を充実させるツールにするのもいいし、仕事に発展させるのもいい。ただし、SNSを過大評価しすぎないことが重要だ。
SNSはリアル社会の夢を実現させるためのコミュニケーションツールの1つでしかないことを覚えておけば、SNS依存になる前に対策を打つことができる。
SNSとは適度な距離を保ちながら、リアル社会ではできないオンライン上のコミュニケーションを楽しむことを忘れないようにしよう。
SNS依存にならないためには、リアル生活を犠牲にしてまでSNSをしないこと。自分を演出しすぎることでリアル生活とのギャップは大きくなる。自分でSNSをする時間を決め、適度な距離を保ちながらツールとしてSNSを使うようにしよう