AKレーシングのスタンダードゲーミングチェア「Overtune」シリーズを買った。
他メーカーと比較して、AKレーシングで買うと決めたあとも、シリーズがたくさんあって迷った。自宅で使うオフィスチェアで考えたとき、AKレーシングはちょっと贅沢な価格帯。
でも、価格以上の満足感が得られるので、僕は買ってよかったと思っている。(スタジオはPro-X V2を使用)
今回は、Overtureの購入後レビューをしておくので参考にしてみてほしい。
2万円~3万円のゲーミングチェアにせず、AKレーシングのOvertureにしてよかった!
今回レビューするゲーミングチェア>>AKRACING ゲーミングチェア OVERTUREシリーズ
※レビュー記事内では紫と青のOvertureのゲーミングチェアの写真を使用
AKレーシング・Overtureのレビュー
AKレーシング Overture | AKレーシング Nitro V2 | AKレーシング Wolf | |
デザイン | 〇 Overture限定カラーあり | △ | △ |
座り心地 | 〇 | △ | 〇 |
機能性 | △ | △ | △ |
材質(外側) | 〇PUレザー | ◎高耐久PUレザー | △ ファブリック(布地) |
材質(内側) | ◎高反発モールドウレタンフォーム | △ウレタンフォーム | △ウレタンフォーム |
価格 | △ 5万円を超える(セール時除く) | 〇 4万円台 | ◎ 4万円台前半 |
組み立てやすさ | 〇約30分~40分 | 〇 約30分~40分 | 〇 約30分~40分 |
満足感 | 〇 価格に見合うゲーミングチェア | △ 標準モデル | △ エントリーモデル |
Amazonの在庫 | >>Overture | >>Nitro V2 | >>Wolf |
もっとも有名なゲーミングチェアといえばAKレーシング。
AKレーシングのゲーミングチェアの中でも、スタンダードの上位モデルが「Overture」だ。
比較表は、AKレーシングのOvertureと、スタンダードモデルの「Nitro V2シリーズ」、エントリーモデルの「Wolf」と比較している。
購入前に座って確認したところ、座り心地はOvertureとWolfがおすすめ。耐久性では、OvertureとNitro。価格ではWolfが安い。ハイエンドモデル「Pro-X V2」も買ったので、Pro-X V2との比較は次の機会に紹介する。
デザイン
Overtureは、カラーバリエーションが豊富だ。
個人的には、他のシリーズにない紫色がおすすめ。スタンダードゲーミングチェアのシートデザインで、Overtureのロゴが目立つ。僕は、Overtureの紫を2脚と青を1脚買った。
座り心地
Overtureは、AKレーシングの別モデルNitro V2やWolfに比べて座り心地がいい。
同じスタンダードゲーミングチェアのNitro V2に比べゆったりと座れるのが魅力だ。
AKレーシング以外からだと不満に感じることはないレベル。他のゲーミングチェアより価格は高いけど、価格以上の座り心地を実現している。
2万~3万の価格帯のチェアと比べて、長時間ストレスなく座れるのがありがたい。
機能性
Overtureのアームレストは上下のみ動かせる。(PRO-X V2は4D)
他メーカーのようなスピーカーなどの付加機能はない。付加機能をつけるより座り心地を重視している。ユーザーの疲労軽減を重視しているあたり、ゲーミングチェアの最高峰を感じた。
他メーカーとの一番の違いは、180度リクライニングができること。長時間作業するときに、そのままリクライニングして仮眠できるのはAKレーシングならではのこだわり。
材質(外側・内側)
AKレーシングのOvertureモデルは、他メーカーのゲーミングチェアで採用しているウレタンよりも高密度な高反発ウレタンを採用。細かなところまで、ユーザーの疲れを軽減する工夫がされている。
ただし、外側については、V2モデルは、高耐久PUレザーを採用しているので、耐久性重視ならPro-X V2かNitro V2がおすすめ。
価格
他メーカーに比べて価格は高い。
スタンダードモデルの上位モデルに位置付けられているOvertureは、Amazonで1脚5万円前後の価格で販売されている。(僕が買ったときは割引があって5万円を切っていた)
組み立てやすさ
以前使っていたオフィスチェアに比べて重い。Overtureの重量は25㎏。シンプルで作りやすいよう工夫されていて、手先が不器用な僕でも1脚40分ぐらいで組み立てることができた。
満足感
AKレーシングのスタンダードゲーミングチェアの上位モデル「Overture」シリーズは、僕が使っていた1脚2万円前後の他メーカーと比べて感動レベルだった。
今回買った、ゲーミングチェアの4脚中3脚はOverture(1脚はPRO-X V2)。Overtureは、AKレーシングで一番スタンダードなNitro V2シリーズより1脚あたり約3,000円高いが、価格アップ以上に満足感を得ることができる。
毎年買い替えるものではないので、もし、Nitro V2やWolfと迷ったらOvertureにしておきたい。
2万円前後のゲーミングチェアを3年おきに買い替えるより、長持ちするゲーミングチェアを買っておこう。
\自宅の仕事スペースにちょっと贅沢/
AKレーシング・Overture組み立て方法(11ステップ)
- 背もたれ部分のネジを外す
- 座部と背もたれ部をネジで固定する
- サイドカバーをつける
- 左側のプラスチックカバーをつける
- 座部背面のネジを外す
- シリンダー固定台をネジで固定する
- カバーをかぶせガスシリンダーを取り付ける
- 5本足ベースにキャスターを取り付ける
- 5本足ベースをガスシリンダーに差し込む
- ヘッドレストを取り付ける
- ランバーサポートを取り付ける
AKレーシングのOvertureの作り方も紹介しておく。
購入したら、Overtureの組み立てマニュアルがついているので心配は無用。購入前に、Overtureがどんな作り方をするのかを確認しておこう。
※工具や作業用手袋は付属している
背もたれ部分のネジを外す
背もたれ部の仮止めされたネジを左右で4か所外す。
座部と背もたれ部をネジで固定する
座部と背もたれ部とネジで止める。
すべての工程の中で、座部と背もたれ部のネジ止めが一番大変かも。背もたれ部を上から押さえつけて、ネジで仮止めする方法がおすすめ。
ネジ穴がズレないように、明るい場所で作業をしよう。
サイドカバーをつける
サイドカバーは、LとRがあるので気をつけよう。
穴位置をあわせてネジ止めする。
ネジを締めすぎると樹脂カバーが割れるので締めすぎ注意。
左側のプラスチックカバーをつける
左側のサイドカバーの上に、プラスチックカバーを取り付ける。AKRACINGのロゴを確認して、反対に取り付けないように気をつけよう。
サイドカバー同様、ネジの締めすぎ注意。
座部背面のネジを外す
シートを反転させるので、ゲーミングチェアが入っていた段ボールをうまく活用しよう。
シートの裏の仮止めネジを4つ外す。
シート前側と後ろ側のネジの長さが違うので、間違えないようにしよう。
(シート前のネジが短くシート後ろのネジが長い)
シリンダー固定台をネジで固定する
シリンダー固定台を取り付ける。
(シリンダー固定台はFRONTと書かれているほうを前にすること)
カバーをかぶせガスシリンダーを取り付ける
ガスシリンダーにカバーをつけてから固定台の穴にさしこむ。
5本足ベースにキャスターを取り付ける
五本足ベースにキャスターを取り付ける。
5本足ベースをガスシリンダーに差し込む
五本足ベースにガスシリンダーをさしこむ。
ヘッドレストを取り付ける
ヘッドレストを取り付ける。
ランバーサポートを取り付ける
ランバーサポートを取り付けて完成。
\自宅の仕事スペースにちょっと贅沢/
【まとめ】AKレーシング・Overture購入レビュー
AKレーシングのOvertureについて、まとめをしておこう。
AKレーシングのOvertureは、カラーバリエーションが豊富で、スタンダードゲーミングチェアの上位モデル。
スタンダードモデルのNitro V2やエントリーモデルのWolfに比べれば、少し高いものの、価格差以上の満足感が得られるので、複数のモデルで迷っているならOvertureはおすすめだ。
ただし、もしあなたが身長が180cm以上ある場合や、ふくよかな体格ならPRO-X V2モデルだが、一般的な体格ならOvertureで十分満足できる。
\自宅の仕事スペースにちょっと贅沢/