AKレーシングのハイエンドゲーミングチェア「プロX(Pro-X V2)」シリーズを買った。
スタンダードゲーミングチェア「Overture」も買ったので、「プロX(Pro-X V2)」のどこがすごいのかをレビューしておきたい。
結論は、お金があるならAKレーシングでは圧倒的に満足感のあった「プロX(Pro-X V2)」について紹介するので、購入前の参考にしてみてほしい。
最近はスタジオでブログを書くことが多いので、スタジオではプロX(Pro-X V2)を使っているよ!
今回レビューするハイエンドゲーミングチェア>>AKレーシング「プロX(Pro-X V2)」
AKレーシング・プロX(Pro-X V2)のレビュー
AKレーシング PRO-X V2 | AKレーシング Overture | |
デザイン | ◎バケットシートそのもの | 〇Overture限定カラーあり |
座り心地 | ◎座面のクッションが厚く別格 | 〇安価品との差は歴然 |
機能性 | 〇アームレスト位置調整 | △いろんな機能はない |
材質(外側) | ◎高耐久PUレザー | 〇PUレザー |
材質(内側) | ◎高反発モールドウレタンフォーム | ◎高反発モールドウレタンフォーム |
価格 | △5万円台後半 | △5万円を超える(セール時除く) |
組み立てやすさ | 〇約30分~40分 | 〇約30分~40分 |
満足感 | ◎圧倒的な満足感 | 〇価格に見合うゲーミングチェア |
Amazonの在庫 | >>Pro-X V2 | >>Overture |
AKレーシングのプロX(Pro-X V2)とOvertureの一番の違いは、座ったときのホールド感。
Overtureに座ったときも他メーカーのオフィスチェアよりはるかに座り心地がよかったが、プロX(Pro-X V2)は別格。座った瞬間に座面のクッション性の違いに驚くはずだ。
とくに、身長175cm以上・体重が70kg以上なら耐久性を含めPro-X V2を選んでおこう。
デザイン
Pro-X V2は、全体的に高級感のあるデザインに仕上がっている。
他モデルとの差別化がされていて、背もたれの四点ベルト通し穴や背もたれのデザイン、五本足キャスターのデザインなどの見た目にプラスワンの手間がかかっている。
五本足キャスターは、床を傷つけにくいだけでなく、転がるときの騒音がほとんどないのが魅力だ。
座り心地にもいい影響を与えている座面の両サイドからホールドするデザインは、他モデルとの快適さの違いになっている。
座り心地
他のシリーズよりも座面が厚い分、Pro-X V2は座り心地がいい。
座面の厚みとクッション性、座面の両サイドのホールドされるデザインは、見た目以上にホールド感は弱く、AKレーシングのゲーミングチェアの中で圧倒的な座り心地を実現している。
機能性
他メーカーに比べて機能はシンプル。
PRO-X V2は、AKレーシングの他のモデルにはない機能として4Dアジャスタブルアームレストを採用している。アームレストの位置を自由に調整できるので、高級なオフィスチェアのようにアーム部分を動かせる。
AKレーシングと他メーカーとの違いは、180度リクライニングができること。ブロガーのように長時間作業をするときに、リクライニングをしてそのまま休憩できるのが魅力だ。長時間ゲームに没頭するプロゲーマーで実績があるAKレーシングの魅力と言える。
材質(外側・内側)
Pro-X V2は、V2にバージョンアップしているので高耐久PUレザーを採用している。
内側の材質についてはメーカーのウェブサイトでも細かく書かれていないが、Pro-X V2のクッション性はOvertureよりはるかにいい。
価格
AKレーシングのハイエンドゲーミングチェアなので、他メーカーに比べても高いしAKレーシングの中でも高い。セール時に多少下がることはあるが、57,000円前後のゲーミングチェアなので、長時間作業をする人以外にはおすすめしない。
プロゲーマーなみにゲームをする人、僕のようにブログを書く人、テレワークや在宅勤務が多い人など、長時間座るなら疲れにくいPro-X V2のゲーミングチェアは高い買い物ではないのでおすすめ。
組み立てやすさ
しっかりした作りなので、他メーカーのオフィスチェアに比べて重い印象。Pro-X V2の重量は25kg。梱包されてくる箱も大きいので、運ぶのも大変だ。
ただし、組み立て自体はシンプルで、手先が不器用な僕でも1脚40分ぐらいで組み立てることができた。
満足感
AKレーシングのハイエンドゲーミングチェアの「Pro-X V2」シリーズは、スタンダードゲーミングチェアの上位モデル「Overture」と比べても圧倒的な座り心地を実現している。
買う前は、「ちょっと高いな」と思いながら買ったけど、座ってみると価格のことを忘れるほどの感動があった。
僕の場合は、ブログ記事を書くために長時間座ることも多い。腰が痛くなりにくいことを考えれば安い買い物だったと言い切れるぐらいの満足感があった。
\長時間作業でも疲れにくい/
AKレーシング・プロX(Pro-X V2)組み立て方法(11ステップ)
- 背もたれ部分のネジを外す
- 座部と背もたれ部をネジで固定する
- サイドカバーをつける
- 左側のプラスチックカバーをつける
- 座部背面のネジを外す
- シリンダー固定台をネジで固定する
- カバーをかぶせガスシリンダーを取り付ける
- 5本足ベースにキャスターを取り付ける
- 5本足ベースをガスシリンダーに差し込む
- ヘッドレストを取り付ける
- ランバーサポートを取り付ける
AKレーシングのハイエンドゲーミングチェア「プロX(Pro-X V2)」の組み立ての手間は、Overtureなどの他のモデルと同じ。
何脚も作ったというのもあるが、組み立てるときは梱包されてくるダンボールをうまく使うことで作業しやすくなる。
※工具や作業用手袋が付属している
背もたれ部分のネジを外す
背もたれ部の仮止めされたネジを左右4か所外す。
座部と背もたれ部をネジで固定する
座部と背もたれ部とネジで止める。
ゲーミングチェアの組み立てで、一番大変なのは座部と背もたれ部のネジ止め。背もたれ部を上から押さえつけて、ネジ穴を合わせよう。
ネジ穴が見える明るい場所で作業をするのがおすすめだ。
サイドカバーをつける
サイドカバーはLとRがあるので、つけ間違いに注意しよう。
穴位置を合わせてネジ止めする。ネジを締めすぎると樹脂カバーが割れるので注意しよう。
左側のプラスチックカバーをつける
左のサイドカバーの上に、プラスチックカバーを取り付ける。
AKRACINGのロゴを確認して、反対に取り付けないように確認しよう。サイドカバー同様、ネジの締めすぎに注意。
座部背面のネジを外す
梱包されていた段ボールを立てて、シートを反転させる。
シートの裏の仮止めネジを4つ外す。(シート前のネジが短くシート後ろのネジが長い)
シート前側と後ろ側のネジの長さが違うので、間違えないようにしよう。
シリンダー固定台をネジで固定する
シリンダー固定台は、FRONTと書かれているほうを前にして固定する。
シリンダー固定台を取り付けよう。
カバーをかぶせガスシリンダーを取り付ける
ガスシリンダーにカバーをつけてから固定台の穴にさしこむ。
5本足ベースにキャスターを取り付ける
五本足ベースにキャスターを取り付ける。
5本足ベースをガスシリンダーにさしこむ
五本足ベースにガスシリンダーをさしこむ。
ヘッドレストを取り付ける
ヘッドレストを取り付ける。
1つだけで固定する方法と、写真のように2箇所で固定する方法がある。好みで取り付けてみよう。
ランバーサポートを取り付ける
背もたれと座面の間を通す。
ランバーサポートを取り付けたら完成だ。
\長時間作業でも疲れにくい/
【まとめ】AKレーシング・プロX(Pro-X V2)購入レビュー
AKレーシングのハイエンドゲーミングチェア「プロX(Pro-X V2)」のまとめ。
はじめてのゲーミングチェアなら、AKレーシングのエントリーモデル「Wolf」でも感動するが、AKレーシングは座り心地を実現するために1万円~2万円の安価な他メーカーのオフィスチェアに比べると価格は高い。
買うまでは競合の他メーカーより価格設定が高いAKレーシングには半信半疑な部分はあったが、買ったら一気にファンになるぐらいのインパクトがあった。
僕は何台もオフィスチェアを買っているが、今回の「プロX(Pro-X V2)」は本当に買ってよかったと思っている。
体格がいい人ならAKレーシングの中でも「プロX(Pro-X V2)」を選んでおくことで、ストレスなく長時間デスクの前で作業ができる。
\長時間作業でも疲れにくい/
予算的に厳しい場合は、スタンダードモデル「Overture」や「Nitro V2」を候補に入れてみよう。ちなみに、今回「Overture」も買ったので、Overtureが気になるならレビュー記事に目を通しておこう。