もしあなたが「長時間のブログ執筆」「デスクワーク」「PCゲーム」などで毎日何時間も椅子に座る環境にあり、予算が5万円台後半まで許すのであれば、AKレーシング(AKRacing)のハイエンドモデル「プロX(Pro-X V2)」を選んで間違いありません。
私は今回、ハイエンドモデルである「プロX(Pro-X V2)」と同時に、上位スタンダードモデルである「Overture(オーバーチャー)」の2脚を購入して徹底的に座り比べました。Overtureも一般的な安価なオフィスチェアとは比べものにならないほど優秀な椅子ですが、プロX(Pro-X V2)の座った瞬間に感じるホールド感とクッションの厚み、そして長時間の作業でも腰や臀部が痛くならない快適性はまさに「別格」です。
約57,000円という価格は決して安い買い物ではありません。しかし、日々の作業効率や腰痛予防、何年にもわたって使える耐久性を考慮すれば、十分に元が取れる最高峰の投資と言えます。
今回は、なぜプロX(Pro-X V2)がここまで絶賛されるのか、Overtureとの徹底比較、デザイン・座り心地・機能性・耐久性のリアルなレビューから、写真付きでの具体的な組み立て11ステップまで、購入前に知っておきたい全情報を解説します。
こんにちは、かずまぶらっくです。
最近はスタジオでブログ記事やWebコンテンツの執筆作業に没頭することが多くなりました。デスクワークの時間が長くなればなるほど切実になるのが「体への負担」と「椅子のクオリティ」の問題です。
以前は数千円〜1万円台の安価なオフィスチェアを使っていましたが、夕方になると腰や背中に激しい違和感を覚え、集中力が途切れてしまうのが悩みでした。
そこで今回、ゲーミングチェアの代名詞とも言えるAKレーシング(AKRacing)から、フラッグシップモデルである「プロX(Pro-X V2)」をスタジオ用として導入することに決めました。
さらに今回は比較用として、AKレーシングのスタンダード上位モデル「Overture」も同時に購入。
実際に両者を日常的に使い倒すことで見えてきた「プロX(Pro-X V2)」の圧倒的な価値を徹底解説していきます。
今回レビューするハイエンドゲーミングチェア→AKレーシング「プロX(Pro-X V2)」
AKレーシングの最高峰「Pro-X V2」と「Overture」の違いを徹底検証

| AKレーシング PRO-X V2 | AKレーシング Overture | |
| デザイン | レーシングカーの バケットシートそのもの | シンプルなデザイン Overture限定カラーあり |
| 座り心地 | 座面のクッションが厚く別格 極上のホールド感 | 案かなオフィスチェアとの差は歴然だが Pro-Xには及ばない |
| 機能性 | 前後・上下・左右・首振りが可能な 4Dアジャスタブルアームレスト | 上下昇降機能を中心とした シンプルなアームレスト |
| 材質(外側) | 経年劣化に強い高耐久PUレザーを採用 | 質感の良い標準PUレザー |
| 材質(内側) | 高密度・高反発モールドウレタンフォーム (肉厚仕様) | 高反発モールドウレタンフォーム |
| 価格 | 57,000円前後/ハイエンド相応の価格設定 | 47,000円前後/セール時を除く |
| 組み立てやすさ | 約30分~40分 | 約30分~40分 |
| 満足感 | 価格の高さを忘れるぐらい圧倒的な満足感 | 価格に見合った十分な性能とコスパ |
| Amazonの在庫 | Pro-X V2を購入する | Overtureを購入する |
AKレーシングのラインナップの中で、ハイエンドに位置する「Pro-X V2」と、スタンダードモデルの「Overture」。
2つの一番大きな違いは「座った瞬間に感じるホールド感とクッションの厚み」にあります。
Overtureに初めて座った時も、これまで使っていた数万円程度のオフィスチェアとは比べものにならないほど快適で、「これで十分かもしれない」と感じました。
しかし、その直後にPro-X V2へ座り直した瞬間、その考えは一変しました。
座面クッションの密度と厚みが明らかに異なり、体重が体全体に分散される感覚を味わえます。
お尻や腰にかかる負担が極限まで軽減されるため、数時間座りっぱなしでブログを書いていても、疲労の溜まり方が全く違います。
とくに、次の体格や環境に当てはまるなら、迷わずPro-X V2を購入しましょう。
- 身長が175cm以上ある方
- 体重が70kg以上ある方
- 毎日4時間以上、デスクの前で作業やゲームをする方
- 長期的に使ってもヘタリにくい耐久性を求めている方
ゆったりとしたフレーム設計と極厚のクッションが、大人の男性の体をしっかりと受け止めてくれます。
では、次は、「デザイン」「座り心地」「機能性」「材質」「価格・満足感」の5つの視点から、Pro-X V2を掘り下げていきます。
魅力1|高級感あふれる細部のデザイン

Pro-X V2は、AKレーシングの他モデルと比較しても明らかにワンランク上の質感を備えています。
背もたれ上部に配置された四点ベルト通し穴のグラフィック、シート全体の流線的なステッチ、そしてベース部分となる五本足キャスターのデザインに至るまで、細部に「プラスワンの手間」がかけられています。
とくに注目したいのが、脚部に採用されているPU(ポリウレタン)製キャスターです。
フローリングの床を傷つけにくい素材で作られており、椅子を移動させる際の回転音や転がる騒音がほとんどありません。集合住宅や夜間の作業でも気兼ねなく移動できます。
また、座面の両サイドが適度にはね上がったバケットシート形状になっており、太ももから腰回りにかけて自然なホールド感を生み出しています。
魅力2|見た目以上の快適さを生む「別格の座り心地」

Pro-X V2最大の強みは、何と言ってもその「座り心地」です。
座面内部には、独自開発された高密度のモールドウレタンフォームが贅沢に使用されています。
一般的な格安チェアに使われているような「へたりやすいウレタン」とは異なり、しっかりとした反発力がありながらも柔らかく身体を包み込んでくれます。
座面両サイドのホールドデザインは、見た目の圧迫感とは裏腹に、決してきゅうくつさを感じさせません。
適度なゆとりを保ちながら体を正しい姿勢へと導いてくれるため、姿勢が崩れにくく、腰への負担を劇的に減らしてくれます。
魅力3|長時間作業を支える自由度の高い機能性

AKレーシングの機能性は、スピーカーなどの過度なオプション機能をつけずに椅子の性能に特化した実用主義な設計が特徴です。その中でPro-X V2だけに与えられた特別な機能が「4Dアジャスタブルアームレスト」です。
アームレスト(ひじ置き)の位置を4方向へ自由に調整できます。
- 上下昇降(高さ調整)
- 前後スライド(位置調整)
- 左右スライド(幅調整)
- 首振り(角度調整)
キーボード入力時、マウス操作時、スマホを操作して休憩する時など、作業姿勢に合わせてひじの位置を最適な場所に固定できます。
高級オフィスチェアと同等以上の調整範囲があるため、肩こりや腕の疲労軽減に直結します。
さらに、AKレーシング全般の強みである「180度フルリクライニング機能」も当然搭載されています。
レバーを引くだけでシートが真横に倒れるため、長時間の執筆作業で疲れた際に、椅子から立ち上がることなくそのまま横になって仮眠を取ることができます。
プロゲーマーの過酷な使用環境で培われた信頼性の高さを実感できるポイントです。
実は、私もブログを書いているときは長時間作業になりやすく、一旦休憩するときにはPRO-X V2のシートを倒して仮眠をしています。
魅力4|V2への進化による「高耐久PUレザー」と極厚クッション

Pro-Xは「V2」へとバージョンアップしたことで、外革の素材に「高耐久PUレザー」が採用されています。
従来のPUレザーに比べて加水分解による表面の剥がれやひび割れに強く、長期間にわたって美しさと滑らかな手触りを維持できます。
汗や汚れもサッと拭き取ることができるため、メンテナンスも非常に簡単です。
実際に自宅オフィスで使っているOvertureと座り比べると、Pro-X V2のクッション性は明らかに優れています。体重をかけた時の沈み込みと押し戻しのバランスが計算し尽くされています。
魅力5|【価格と総評】長時間座る人には「安い買い物」と言える理由

Pro-X V2の価格は、販売価格で57,000円前後です。
1万円〜2万円程度で買える海外製の格安ゲーミングチェアやオフィスチェアと比較すれば、確かに高額です。セール時期に多少値下がりすることもありますが、安易に手を出せる価格ではないかもしれません。
私もOvertureを含めて4脚を同時購入するときは一瞬だけためらいました。結局、買うと決めてからはほぼ迷わず買った事実はありますが。

たとえば、「たまにPCを開いて30分作業する程度」という方にはオーバースペックになるためおすすめしません。しかし、次に当てはまるなら、決して高い買い物にはならないはずです。
- 毎日何時間もゲームに没頭するプロゲーマーやゲーマー
- 私のように毎日ブログやWebライティングで長時間文章を書くブロガー
- 在宅勤務やテレワークで1日8時間以上デスクに向かう会社員・フリーランス

腰痛や背中の痛みに悩まされ、作業効率が落ちるリスクを考えれば、5万円台で手に入る最高の作業環境と健康への投資としては、むしろコストパフォーマンスが高いと断言できます。
\ 長時間作業でも疲れにくい /
11ステップ|AKレーシング「プロX(Pro-X V2)」の組み立て方法

- 背もたれ部分のネジを外す
- 座部と背もたれ部をネジで固定する
- サイドカバーをつける
- 左側のプラスチックカバーをつける
- 座部背面のネジを外す
- シリンダー固定台をネジで固定する
- カバーをかぶせガスシリンダーを取り付ける
- 5本足ベースにキャスターを取り付ける
- 5本足ベースをガスシリンダーに差し込む
- ヘッドレストを取り付ける
- ランバーサポートを取り付ける
ここからは、実際にAKレーシングのPro-X V2を組み立てる手順を11ステップに分解して解説します。
製品は大きなダンボール箱で届き、本体重量は約25kgあります。
しっかりとした作りである分、AKレーシングのPro-X V2は重いため、設置場所の近くで作業することをおすすめします。
なお、組み立てに必要な工具(六角レンチ)や作業用の手袋は同梱されているため、事前に追加の道具を買い走る必要はありません。
梱包に使用されていた大型のダンボール箱を作業台やクッション代わりに利用すると、パーツや床を傷つけずにスムーズに作業を進めることができます。
ステップ1|背もたれ部分のネジを外す

背もたれ(バックレスト)の側面に仮止めされているネジを、左右合計4か所外します。

ステップ2|座部と背もたれ部をネジで固定する

座部(座面)の左右にある金具に背もたれを挟み込み、ステップ1で外したネジで固定します。
※ステップ2が組み立ての中でもっとも力を使う工程です。背もたれを上から軽く押さえつけながらネジ穴の位置を合わせ、明るい場所で慎重に作業してください。
ステップ3|サイドカバーをつける

ネジ止めした金属部分を隠すため、樹脂製のサイドカバーを取り付けます。
※カバーには「L(左)」と「R(右)」の刻印がありますので、付け間違いに注意してください。

穴位置を合わせてねじ止めします。
※ネジを締めすぎると樹脂カバーが破損する恐れがあるため、適度な力で締め込みます
ステップ4|左側のプラスチックカバーをつける

左側のサイドカバーの上に、さらにプラスチックカバーを取り付けます。
「AKRACING」のロゴの向きが正しくなるように確認し反対に取り付けないようにしましょう。サイドカバー同様、ネジの締めすぎに注意して固定します。
ステップ5|座部背面のネジを外す

梱包用ダンボールなどを立ててクッションにし、結合したシートを裏返して立てかけます。シート裏面に仮止めされている4つのネジを外します。
※シート前側のネジ(短い)と、シート後側のネジ(長い)で長さが異なります。取り外した位置を覚えておいてください。
ステップ6|シリンダー固定台をネジで固定する

シートの裏面に金属製のシリンダー固定台を載せ、ステップ5で外したネジで固定します。
※固定台には「FRONT(前)」の刻印があります。前後を間違えるとリクライニングや昇降の動作がおかしくなるため、必ず前に向けて固定してください。

シリンダー固定台を取り付けましょう。
ステップ7|カバーをかぶせガスシリンダーを取り付ける

ガスシリンダーに保護用のプラスチックカバーをかぶせ、シリンダー固定台の中央にある穴にしっかりと差し込みます。
ステップ8|5本足ベースにキャスターを取り付ける

星型の5本足ベースの先端にある穴へ、5つのキャスターを奥までカチッと音がするまでしっかりと押し込みます。
ステップ9|5本足ベースをガスシリンダーにさしこむ

キャスターを取り付けた5本足ベースを反転させ、ステップ7で組み立てたガスシリンダーの軸へ上から垂直に差し込みます。
ステップ10|ヘッドレストを取り付ける

背もたれの頭部部分に、首や頭を支えるヘッドレストを取り付けます。

ゴムバンドを背もたれの上部から通す「1点固定」と、背もたれの穴を通して固定する「2点固定」の2種類の方法があります。あなたの身長や首の位置に合わせてお好みで調整してください。
ステップ11|ランバーサポートを取り付ける

腰部分を支えるランバーサポートのベルトを、背もたれと座面の隙間を通して固定します。

これで全ての組み立て工程が完了です。
全体の作業時間は、DIYに慣れていなくても30分〜40分程度で完成させることができます。
\ 長時間作業でも疲れにくい /
まとめ|AKレーシング「プロX(Pro-X V2)」は買う価値があるか?

AKレーシングのハイエンドゲーミングチェア「プロX(Pro-X V2)」についてまとめます。
初めてゲーミングチェアを購入するなら、AKレーシングのエントリーモデル「Wolf」や「Nitro V2」などに座っただけでもその快適さに感動するはずです。
私自身、購入前は「椅子1脚に5万円以上も出す価値が本当にあるのだろうか?」「競合他社の安い椅子でも十分なのでは?」と半信半疑な気持ちが少なからずありました。
しかし、実際にプライベートスタジオや自宅オフィスにAKレーシングの椅子を導入し、とくに、プライベートスタジオ用のプロX(Pro-X V2)に毎日座ってブログ執筆を行うようになってからは、その疑問は完全に吹き飛びました。
今では「もっと早く買っておけばよかった」と心から思っているほど、AKレーシングのファンになっています。
大柄で体格が良い人はもちろんのこと、長時間のデスクワークによる腰痛や体の疲労感を軽減したい人にとって、プロX(Pro-X V2)はストレスフリーな作業環境を提供してくれる最強の相棒となります。
圧倒的な座り心地とホールド感をぜひ体感してみてください。
予算や用途に合わせたモデル選びのヒント
- 最高峰のクッション性とホールド感、4Dアームレストを求めるなら→Pro-X V2
- スタンダードなデザインと適度なクッション性を求めるなら→Overture
- ファブリック(布地)素材で通気性を重視したい→Wolf
あなたの作業スタイルや予算にピッタリ合った1脚を選んで、快適なデスク環境を手に入れましょう。
\ 迷ったらPro-X V2 /
予算的に厳しい場合は、スタンダードモデル「Overture」や「Nitro V2」を候補に入れてみましょう。ちなみに、今回「Overture」も買ったので、Overtureが気になるならレビュー記事に目を通しておいてください。

