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リーガルハイの古美門研介から僕が学んだこと

リーガルハイの古美門研介から僕が学んだこと コラム

リーガルハイは、2012年、2013年に放送されたコメディタッチの法廷ドラマだ。

堺雅人演じる敏腕弁護士・古美門研介は訴訟では負け知らず。真逆の性格の新米弁護士・黛真知子を演じるのは、新垣結衣。攻めに攻めまくる古美門研介の強さは必見だ。

個人的には古美門研介は半沢直樹よりもはるかに強い


リーガルハイのみどころ

リーガルハイは弁護士の話


リーガルハイの見どころは古美門研介のスピーチだ。

コメディタッチでありながらも、古美門研介の攻めが始まると強い弁護士の象徴そのものに驚くだろう。リーガルハイのストーリーはコメディタッチでありながらも、弁護士としてもきちんと主演がひきたっているのが魅力だ。

リーガルハイは、恋愛ストーリーより強さと金。主人公の古美門研介はわかりやすいぐらい金が大好きな男で「正義は金で買える!」と豪語する毒舌、気分屋、自己中心的な無敵の弁護士だ。

2枚目ではないかっこよさを見事に演じきった堺雅人がすごい。古美門研介が法廷でまくしたてて(早口で威勢よく続けざまにしゃべり)相手を追い込んでいく感じは半沢直樹のドラマにも似ている。半沢直樹がサラリーマンのあこがれの2枚目なら、古美門研介は欲を表に出す3枚目。

僕個人的には、欲に正直でどこか不器用な古美門研介の魅力は圧倒的だ。容赦せずまくしたてながら追い込んでいく姿からは知性の強さを感じることができるだろう。


リーガルハイは2013年に第2期まで放送されている

リーガルハイは、ドラマでは2期、その他にスペシャル番組も放送されている。

キャストは、古美門研介を演じる堺雅人、黛真知子を演じる新垣結衣、生瀬勝久、小池栄子、第2期では岡田将生も登場する。

リーガルハイは、ちょっと馬鹿げたコメディタッチな部分とガチっと戦う法廷のギャップがおもしろい。

とくに、生瀬勝久が演じる三木法律事務所の三木長一郎と古美門研介との掛け合いは漫才を超えるおもしろさがあるので必見だ。


リーガルハイの名言

リーガルハイの名言


リーガルハイの名言はたくさんある。

特に古美門研介は話す言葉がすべて名言だ。名言だと思う一部を抜粋して紹介するので、リーガルハイの『古美門研介の世界観』をのぞいてみよう。


リーガルハイ古美門研介の名言(第1期)

  • 着手金が一千万、報酬が二千万、計三千万円。それがわたしの弁護士費用だ(1話)
  • 金さえ払えばわたしが無罪にしてあげよう(1話)
  • 君のような給料泥棒を雇ってあげていることに感謝して少しは金になる訴訟をとってみたまえ(2話)
  • いや、負けるね君は。死に物狂いで無罪を勝ち取ろうとしていないから(3話)
  • 東に夕日が沈むのは天才バカボンの世界だけですので引き続き夕日はお楽しみいただけます(4話)
  • 正義は特撮ヒーローものと少年ジャンプの中にしかないものと思え(4話)
  • 金を集めるものが力を持つんだ。なぜだかわかるか。人は金のあるところに集まるからだよ(5話)
  • 権威付けられたものだけをありがたがる。その節操のなさが愚民なのだ(6話)
  • 戦うということの意味をあの老人どもはわかっていない(9話)
  • 彼らには戦闘とズワイガニ食べ放題付きバスツアーとの区別がまったくついていない(9話)
  • 勝つためにはどんな手段でも使う。家を売って勝てるんだったら安いもんだ(10話)
  • 慰謝料5億と安全確認までの操業停止。それ以外に和解の道はない(10話)
  • 多数派は常に正義であり意を唱える者は排除される。いじめの招待とは空気です(スペシャル)


リーガルハイ古美門研介の名言(第2期)

  • 表現の自由などというたわごとを盾に言いっぱなしで責任を取らずいい時は持ち上げ、落ちると一斉に叩く(2話)
  • 過去を美化してお互いに慰め合うだけのなんの発展性もない集会(同窓会)に出るというのか(3話)
  • 何を基準にして人を好きになるかは個人の自由でありそこに優劣はない。~中略~それを不謹慎だと言う君たちの方が歪んでいる(3話)
  • 曖昧にすることに何の意味がある。きれいな言葉を並べて許し合ったところで現実はなにひとつ変わらないんだよ(3話)
  • 時代は決して後戻りしません。変わらないものは滅びるのです(4話)
  • 甘やかされて育ったゆとりのぼんくらどもが仕事もできないくせに権利だの保障だの抜かし始めてからこの国はおかしくなったんだ(7話)
  • みんな平等、みんな仲良しで点にそびえるピラミッドが造れるわけがない。天才のもとで働こうとしたなら地獄を観る覚悟をするべきだ(7話)
  • 本当の悪魔とは巨大に膨れ上がったときの民意だ(9話)


文章では古美門研介の魅力を伝えきれないのが残念だ。

リーガルハイを知らない人は、古美門研介の相手をまくしたてる(早口で威勢よく続けざまにしゃべる)姿、正義(ヒロイン)との掛け合い、ライバルとの掛け合いを楽しんでみてほしい。


リーガルハイの古美門研介から学んだこと

記事のまとめ2022.12.01ver2


リーガルハイ古美門研介が僕の人生に大きな影響を与えたことは間違いない。古美門研介というキャラクターから強さとは何かを学んだ


リーガルハイの古美門研介から学んだことは強さ

  • 強さとはなにか(圧倒的な強さとはなにか)
  • 正義とはなにか(きれいごとではないということ)
  • スピーチのヒント
  • 相手をまくしたて追い込んでいく言葉の強さ
  • 欲を言葉にする強さ


リーガルハイの古美門研介はドラマで優雅にコーヒータイムや食事をするシーンがある。

仕事では容赦なく相手を叩きのめす強い弁護士を演じているが、里見浩太朗演じる服部さんには弱い一面を見せることがある。

古美門研介の強さは優秀なサポーターの服部さんに支えられているのだ。少し幼い部分がある古美門研介を知るには、服部さんを外せない。

僕が学んだのは、古美門研介の強さと古美門研介の強さを支える服部さんの強さと言えるだろう。

もちろん、組織を動かすときには、古美門研介のスター性は強みにはなるが、あくまで組織を動かすリーダーを目指すなら、服部さんを目指すのもひとつのリーダー像だと考える。


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