90年代~2000年代に青春時代を過ごしたクルマ好きも今や40代の中年世代。
「あのとき欲しかったけど買えなかったR34GT-Rを」
「一度は乗ってみたかったハチロクを」
青春時代にアルバイトをして貯めたお金でコツコツクルマをさわっていた40代におすすめの21世紀のカーライフ。
今回は、90年代から2000年代に青春時代を過ごした40代におすすめの新しいカーライフ「グランツーリスモ7(PS5版)」について。
グランツーリスモ7(PS5版)の5つの魅力
- 中古車市場と新車市場をわけている
- ゲーム寄りのセッティング
- エクステリアの変更ができる
- ワイヤレスコントローラーで楽しめる
- サプライズがある
グランツーリスモ7(PS5版)は、クルマ好きに夢を与えるゲームに仕上がっていること。
レースを楽しむだけでなく、夢のようなカーライフを体験できる。ガレージに好きなクルマをコレクションする、写真を撮るなど、走る以外のクルマの楽しみ方も提案してくれるシミュレーターなのだ。
「クルマを手に入れる楽しさ」「チューンする楽しさ」「走る楽しさ」の3つからカーライフを楽しむならグランツーリスモ7が圧倒的だ。
グランツーリスモ7の5つの魅力にせまってみよう。
中古車市場と新車市場をわけている
グランツーリスモ7はレースゲームではなくカーライフ。
グランツーリスモ7でクルマを手に入れるときは新車だけでなく中古車から選ぶことができる。お金がないときは中古車から始める、あるいは、今は新車で売っていない車種を中古車で手に入れる楽しさがある。
中古車はいつも同じクルマがあるわけではなく、売り切れることもあるのでリアルなカーライフを楽しむことができる。ほしかった車種が中古車市場に出たときの気持ちを、グランツーリスモ7はうまく再現している。
一度は乗ってみたかったハチロクを中古車で手に入れチューンしていく。あるいは、最新のクルマを新車で手に入れ走りを追求する。どのようなカーライフを楽しむかを自分で選択できるのがグランツーリスモ7の魅力だ。
ゲーム寄りのセッティング
グランツーリスモ7は本格的なレーシングシミュレーターでありながらも、初心者でも楽しめるように工夫されている。グランツーリスモシリーズは、クルマのセッティングを本格的にする楽しさがある一方、クルマ好きじゃないと楽しめない一面をもっていた。
グランツーリスモ7では、ドライビングの補助機能が強化されていて、ゲームになれていない初心者でもクルマを走らせる楽しさを体感できるようになっている。
初心者向けのセッティングにすれば、少々乱暴なステアリング操作をしても横滑りしないようクルマの挙動を制御するなど、今の実車のようなドライビングサポートがついているのはグランツーリスモ7の魅力だ。
エクステリアの変更ができる
グランツーリスモ7は、速さだけでなく外観(エクステリア)が変更できる。
ホイールは、かなりの数があるので選ぶだけでも楽しい時間になる。エアロは、フロント・サイド・リアを選んで取り付けできる。リアウイングは数種類の中から選ぶだけでなく、GTウイングはデザインを細かく設定できる。
ボンピンなどの細かいエクステリア、ロールバーなども選べるのでクルマいじりを楽しめるようになっている。
もちろん、エクステリアだけでなく、エンジン、ブレーキなどの見えないチューンをはじめ、ニトロを積むこともできる。マフラーは変更すればサウンドもかわるこだわりがグランツーリスモ7の魅力。
ワイヤレスコントローラーで楽しめる
レースゲームと言えば、ハンコン(ステアリングコントローラー)のイメージが強い。
僕も、PCゲーム「アセットコルサ」用に、ロジクールのハンコンG923やレーシングコックピットも持っているが、グランツーリスモ7は、ハンコンを使わずワイヤレスコントローラーでプレイしても楽しめる。
PS5のワイヤレスコントローラーは、高速道路のジョイントを乗り越えるときの振動までリアルに再現している。ハンコンを使ってレースゲームをするのが当たり前になっている中、ワイヤレスコントローラーでもハンコンを使うのと同じぐらい楽しめるゲームに仕上がっているのはさすがだ。
サプライズがある
グランツーリスモ7が他のゲームにない魅力は、やはりユーザーを楽しませるサプライズ。
誕生日が近づくと、ゲーム内のカフェでお祝いしてくれる上に、クルマのプレゼントまで用意してくれる。ゲームをネットにつなぐのが当たり前の時代ならではのサプライズだ。
グランツーリスモ7が、レースゲームではなく仮想カーライフだと感じた瞬間だった。作り手のこだわりを感じることができるのがグランツーリスモ7の一番の魅力かもしれない。
\プレステ専用ゲーム/
グランツーリスモ7【PS5】のちょっと残念なところ
- アセットコルサの公道MODを意識しすぎている
- 興味のない車種やレースに時間がかかる
グランツーリスモ7(PS5版)の5つの魅力を読めば、いいところ尽くしに見えるが残念な部分もあることは確か。
買う前に残念なところを確認しておくことで、グランツーリスモ7を買ったあとに満足したカーライフを楽しむことができるはずだ。
アセットコルサの公道MODを意識しすぎている
首都高を再現したコース、公道を意識したコースは、景色の完成度は高いもののゲーム画面であることがわかるのが良くも悪くもグランツーリスモ7。
アセットコルサの非公式なコースMOD(ユーザーが作るコース)と違い、メーカーとしてゲームを発売する以上、公道をそのまま再現するわけにはいかない。アセットコルサの公道のようなリアルさを求める場合は、グランツーリスモ7はあわない。
グランツーリスモ7はゲームとしての完成度が高い。空き時間に、気軽にリアルな映像でレースゲームを楽しみたいならグランツーリスモ7がおすすめであることにかわりはない。
興味のない車種やレースに時間がかかる
グランツーリスモ7のシングルプレイはレースを勝つことで賞金を手に入れることができる。
レースは指定されたものをクリアしていくことになるので、興味のない車種限定のレースでも勝つためにはクルマのチューニングをする必要がある。興味のないクルマのチューニング費のためにレースに出て賞金を集めるのは、ロールプレイングのレベル上げをしているときのように大変。
グランツーリスモ7は、限られた時間でゲームをクリアしていきたい人にはおすすめしない。忙しい日常でも、グランツーリスモ7の世界にいるときだけはのんびりカーライフを楽しみたい人向けのゲームなのだ。
\プレステ専用ゲーム/
【まとめ】グランツーリスモ7(PS5版)の5つの魅力
グランツーリスモ7(PS5版)の最大の魅力は、シングルプレイが充実していること。
オンラインで楽しむのが当たり前の時代に、グランツーリスモ7はオフラインで楽しめるゲームに仕上げている。僕のように、シングルプレイ(オフラインでしかプレイしない)しか興味のないライトユーザーでも楽しむことができるのが魅力だ。
忙しい40代のクルマ好きにおすすめのグランツーリスモ7(PS5版)
40代のライトユーザーなら、月に1回もゲーム機の電源を入れないことも多い。
息抜き程度にゲームをするならオフラインモードが充実していることが重要になる。
グランツーリスモ7は、40代クルマ好きのゲームライトユーザー向けに仕上がっている。ちょっとした休日の息抜きに、プレイステーション5とグランツーリスモの組み合わせは最強だ。
グランツーリスモ7はプレイステーション5で性能を発揮するゲーム。40代のクルマ好きのあなたには、ぜひグランツーリスモ7のカーライフを楽しんでもらいたい。
\プレステ専用ゲーム/