SNSの誹謗中傷対策をしっかりしておこう。
SNSは自由に発信することができる反面、有名になればなるほど誹謗中傷リスクが高まる。ネット上の誹謗中傷はエスカレートすることも多いので、芸能人や著名人・有名企業でなくてもしっかりと対策しておくことが重要になる。
SNSの誹謗中傷とは匿名性を悪用した陰湿なネットいじめ
SNSの誹謗中傷とは、ネットいじめ、ネットストーカーなどのこと。
知人からされるというよりは、つながりのない第三者が誹謗中傷していることが多い。
SNSの誹謗中傷はネットの匿名性を悪用した陰湿ないじめなので、有名人でもターゲットにされれば容赦なく誹謗中傷される傾向がある。
SNSの場合は拡散されることで不特定多数の人の目にさらされてしまうので心が強い人でも注意しておくこと。
SNSで注目されれば誹謗中傷のリスクも高くなる?!
SNSの魅力は個人でも自由に自分の考えを発信することができること。
発信した内容は知人だけでなく、つながりのない第三者にも閲覧されることであなたの考えなどを広く認知してもらうことができる。
その反面、あなたが有名になればなるほど、あなたの言葉がつながりのない第三者の多く人の目にとまることで誹謗中傷の対象になりやすくなる。
SNSの誹謗中傷2つの心理
SNSの誹謗中傷は、ストーカーといじめの2つの心理のどちらかによるものが多い。
ネットの誹謗中傷の2つのパターン
- ネットストーカー
- ネットいじめ(ネットリンチ)
ネットストーカー
ストーカー心理によるSNSの誹謗中傷は、芸能人や著名人などの有名人だけでなくインフルエンサーなどの有名人も対象になる。最初はファンだった人がストーカーになるケースもある。
熱心なファンの中には、あなたにこうあってほしいという一方的な思い込みがある。あなたが、ファンの理想と違う行動をしたときに裏切られたと感じたファンがストーカーになるパターンだ。
たとえば、清純派アイドルが結婚したことで誹謗中傷を受けるようなパターンが考えられる。
ネットストーカーはあなたのことを徹底的に調べる傾向があるので、発信する写真や動画・発信内容などで個人情報を流出しないように注意しておこう。
完璧や潔癖のイメージを作りすぎないようにしておくこと。
あなたが一人の普通の人間であることを知っておいてもらうブランディング戦略を意識しておくことで、ファンが過度の期待をもたないようにしておくのもひとつだ。
ネットいじめ(ネットリンチ)
個人対個人ではなく、集団で特定の人をSNSで誹謗中傷するネットいじめ。
いじめは、加害者だけでなく大多数の傍観者も被害者を孤立させることに加担している。ネット上のいじめはつながりのない第三者までも傍観者にする。被害者は公開処刑をされているのと同じなのだ。
SNSの誹謗中傷は、誰かの他愛もない一言から始まることもあるので注意が必要だ。
最初は少人数で始まるいじめも、拡散されていくことで被害が大きくなる。大多数の傍観者は、ニュース記事の拡散と同じ感覚の場合も多い。
軽いノリで行ったコメントや拡散行為でネットリンチ(いじめ)への加担をしていたなんてことにならないよう注意しておこう。
SNSで誹謗中傷されないための対策
SNSの誹謗中傷対策をしておこう。SNSの誹謗中傷は大きくわけて2つのタイプがある。
SNSで誹謗中傷される2つのパターン
- ネットストーカー
- ネットいじめ(ネットリンチ)
SNSで誹謗中傷されないための対策
- ストーカー気質の人に近づかない
- いじめにあいそうになったら離れる
行き過ぎたあこがれ(ファン)から嫉妬や妬みによる誹謗中傷に発展するネットストーカーと、被害者を孤立させるネットリンチ(いじめ)の対策は、SNSと一定の距離を保つこと。
SNSでは、全然知らない人たちから誹謗中傷されることもある。リアル社会でのうっぷんを晴らすように、特定のターゲットや言葉を探して誹謗中傷する理由を探している人たちだ。
他人を誹謗中傷することで心のバランスを取っている人たちなので、見つけたら距離をとっておこう。
SNSで誹謗中傷されないための予防をしておこう
インターネットが怖いのは公開されたものは半永久的に残ること。
誹謗中傷された写真や映像、個人に向けられた批判的な言葉が、いつまでもインターネット上から消えないことがもっとも被害者をさらに苦しめている。
公開されたデータを削除しても、すでにダウンロードされたり画面をキャプチャされていることもあり、実質すべてのデータを削除するのは困難だと言える。
誹謗中傷が始まってから対策するだけでなくしっかりと予防をしておこう。ネット上には、いろんな考えを持っている人がいると理解した上で投稿をするように意識するだけでも予防になる。