17LIVEで音楽を使用する際の申請方法と申請対象についての説明。
17LIVEの音楽配信ではJASRACと契約している楽曲を使用できる
17LIVEの音楽配信では、JACRACと契約している楽曲を使用できる。
17LIVEは一般財団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)と包括契約を結んでいるため、JASRACと包括契約内の楽曲を利用することができる。
ただし、音楽を流すときや歌を歌うときには、JASRAC楽曲使用申請フォームを提出する必要があるので注意しよう。
17LIVEのヘルプで楽曲使用について書かれている。気になる人は公式のヘルプも確認しておこう。
17LIVEの楽曲使用申請フォーム提出方法
- ジェイウィットで使用する楽曲の番号を調べる
- JASRAC楽曲使用申請をする
17LIVEで音楽を使用するときは、使用する楽曲をすべて紙に書き出そう。書き出した楽曲の作品コードをメモしたら、作品コードをJASRAC楽曲使用申請を提出すると申請は完了だ。
申請しなくてもアカウントがいきなり停止になるわけではないが、17LIVEのヘルプページでも申請するように書いているので申請する意識をもっておこう。特に、公式(認証・準認証)アカウントの人はライバーの模範的な行動をとることが大事だ。
ジェイウィットで楽曲番号を調べる手順
- ジェイウィットの注意事項を確認
- 楽曲を検索する
- 番号を控える
使用したい楽曲がJASRACと包括契約されているかを確認しよう。包括契約されている楽曲であれば、申請すれば使用可能だ。申請は配信後でもできるので、ライブ配信で使用した楽曲は必ずメモしておくこと。
1.ジェイウィットの注意事項を確認
JASRACの作品データベース検索サービス『ジェイウィット』で使用する楽曲の番号を調べよう。
ジェイウィットのページに飛ぶと注意事項が書かれているので、内容を確認したら『上記内容に了承して検索に進む』をクリック。
2.楽曲を検索する
17LIVEで使用する楽曲を検索するときは、作品タイトルやアーティスト名などを組み合わせて検索しよう。
大文字・小文字・スペースなどうまく検索できないこともあるので、キーワードを組み合わせて楽曲を絞りこむことを意識しよう。
たとえば、藤井フミヤさんのTRUE LOVEを検索するなら、アーティスト名に藤井フミヤ、作品タイトルにTRUEと入れて検索をすると該当曲が1曲に絞られる。
3.番号を控える
申請フォームで必要になる『内外』と『作品コード』をメモしよう。
『内外』が国内の楽曲か海外の楽曲かの区別で、日本のアーティストが歌っている曲でも原曲が海外の場合は外と表記されているので注意しよう。念のため、『内外』の区分もメモしておこう。
作品コードをメモするときは、『021-9350-7』と-(ハイフン)の位置もしっかりとメモしておくこと。
JASRAC楽曲使用申請をする
使用する楽曲のコードを控えたら、JACRAC楽曲使用申請を提出する。
メールアドレスを確認
17LIVEでアカウント所得時に登録したメールアドレスになっているか確認しよう。
JACRAC作品コード
JACRAC作品コードに控えていた数字を入力する。
先ほどの藤井フミヤさんの『TRUE LOVE』なら例でいくと 『021-9350-7』 と入力する。(『』不要)
IL区分
先ほど調べた『内外』の区分だ。内ならL、外ならIを選択する。
2曲以上の楽曲を配信で使用
申請フォーム1回の提出で10曲まで申請できるので、複数曲を使用した場合は、最後の2曲目以上の楽曲を配信で使用は『はい』にチェックしよう。
17LIVEで申請が必要な楽曲利用
- 歌配信
- 楽器演奏配信
- BGMとして使用
17LIVEで音楽を流すときは、手間でもすべてJACRAC楽曲使用申請しておくほうが無難だ。
17LIVEでJACRAC楽曲使用申請の対象になっているのは『歌配信』だけではないことに注意しよう。厳密には、楽器演奏、歌の一部を歌うなども申請が必要になる。
なお、B音楽配信はしていなくても、BGMとして楽曲を使用するときも申請が必要なので注意。
歌配信・楽器演奏の注意点
歌配信をするときに注意をしたいのがカラオケ音源。
カラオケ音源にはカラオケ音源の著作権や著作隣接権がある。違反行為にあたる場合もあるのでカラオケ音源の配信は避けること。カラオケボックスでカラオケ配信を行うことは絶対にやめておくこと。
YouTubeなどの無料カラオケを使用するときも、概要欄を確認して利用できる楽曲だけ使用するようにしよう。
BGMとして使用するときも申請が必要
音楽配信以外でも無音で配信する人は少ないので、BGMとして音楽を使用する。
17LIVE公式には、BGMでもJACRAC楽曲使用申請が必要と書かれている。17LIVEはJASRACと包括契約をしているから不要と言う人たちもいるが、念のため申請しておく方がよいだろう。
楽曲の仕様ルールはグレーゾーン扱いになっている部分も多いが、公式(認証・準認証)ライバーの人は申請しておくほうが無難だ。