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幻の名作ドラマ『Gift(ギフト)』とは

幻の名作ドラマ『Gift(ギフト)』とは コラム

幻の名作ドラマ『Gift(ギフト)』は、僕の『りばすた(自由を勝ち取る人生)』に大きな影響を与えた作品のひとつだ。

主演は木村拓哉。当時は、ドラマに影響を受けた殺人事件などもあり作品は再放送されることなくお蔵入り。

今は、20年以上の時を経てBlu-rayやDVDで発売されている。今回は、ドラマ『Gift(ギフト)』の魅力を紹介していく。


ドラマ『Gift(ギフト)』は異色のドラマ

ギフト Blu-ray BOX


ドラマ『Gift(ギフト)』は、ダークヒーローを生み出した異色のドラマ。

「アイドル=正統派ヒーロー」のイメージを崩し、ダークヒーローを見事に演じきった木村拓哉のかっこよさがわかる作品だ。

木村拓哉はその後、多くのヒット作に恵まれているが、ドラマ『Gift(ギフト)』は、ドラマの内容、役柄ともに、もっと評価されてもいい作品だ。男性がかっこいい男性像を作り上げる上で、ドラマ『Gift(ギフト)』は外せない1作だ。


ドラマ『Gift(ギフト)』の早坂由紀夫の魅力

荷物を届ける木村拓哉演じる『早坂由紀夫』は魅力にあふれているが、本当の見せ場は過去の記憶に出てくる早坂由紀夫だ。

木村拓哉は、悪い役柄が似合う数少ないジャニーズタレント。ギフトは、当時の時代背景や若者のファッションをうまく取り入れた作品だ。

ただ、若者のアンダーグラウンドな部分だけをリアルに表現するだけでなく、ファッションや持ち物などのこだわりが光っている。驚くのは、1997年のドラマなのに、早坂由紀夫の私服のファッションが今も色あせていないことだろう。

とくに、ドラマ後半のジャニーズの正統派アイドルとはかけ離れた木村拓哉の演技をぜひ楽しんでみてほしい。


ドラマのストーリー

木村拓哉演じる早坂由紀夫が届け屋を通じて記憶を取り戻していくストーリー。

1997年当時の時代背景をうまく取り入れた1話完結型の展開の中に、全話通じて早坂由紀夫の記憶を取り戻していく展開だ。

例えば、今は環境対策や健康のために都会で自転車通勤をする人がいる。ドラマの中では早坂由紀夫が荷物を届けに自転車で街中を走る。

GUCCIのスーツを着こなしながら自転車で街を走るシーンは今のビジネスシーンでも通用する演出だろう。


ドラマGift(ギフト)の魅力

ドラマ『ギフト』のイメージ


ドラマ『Gift(ギフト)』が木村拓哉の他の作品にはない5つの魅力をみていこう。

木村拓哉と言えば、ドラマで着た服が流行するなどの社会現象を起こしているが、再放送禁止になって封印されていたドラマ『Gift(ギフト)』でも木村拓哉が演じる早坂由紀夫のかっこよさが光っている。

もし、早い段階で再放送がされていたらもっと評価されていただろう。


ドラマ『Gift(ギフト)』の圧倒的な5つの魅力

  • ファッション(GUCCIのスーツと破れたジーンズ)
  • ドラマに出てくるアイテムの魅力(葉巻、自転車など)
  • 悪い人格の木村拓哉の名演技(男性から見たかっこよさ)
  • 主題歌がおしゃれ(日本っぽくない演出)
  • 豪華なキャスト


ドラマ『Gift(ギフト)』は完成された世界観がある。

木村拓哉と言えば、月9恋愛ドラマのイメージが強いが、本作を観たら木村拓哉の新しい魅力に気づくことができるだろう。


ファッション(GUCCIのスーツと破れたジーンズ)

※写真は今のダメージジーンズのイメージ


木村拓哉のドラマと言えば、ファションの流行を生むイメージ。

髪型、服装、持ち物など、真似をする人が続出するほどの影響力があるのが木村拓哉。女性から見てかっこいいアイドルはたくさんいるが、男性から見てかっこいいと言える数少ない男が木村拓哉なのだ。

ドラマ『Gift(ギフト)』では、GUCCIのスーツだけでなく、ひざの部分が大きく破れたジーンズ、重ね着に髪型まで、時代を超えて今観てもかっこいいと思える部分がある。

ファッションで一番驚いたのは、他のキャストは時代を感じる髪型やファッションなのに木村拓哉だけは今街を歩いていても違和感がないだろう。(GUCCIのスーツの着こなしは少し時代を感じる)


ドラマに出てくるアイテムの魅力(葉巻、自転車など)

※写真は現代のメルセデス自転車


ドラマに出てくるアイテムも見逃せない。

葉巻(コイーバ・エスプレンディートス)、自転車(メルセデス製特別仕様)、バタフライナイフなどのアイテムがほしくなった人も多かっただろう。

普通の人では買わないおしゃれな水準を見せ流行を作りながらも、若者の心を動かすディープな世界を演出した作品だとあらためて感じた。


悪い人格の木村拓哉の名演技(男性から見たかっこよさ)

※写真はバタフライナイフ練習用のため刃はありません


ドラマ『Gift(ギフト)』の木村拓哉は、男性から見たかっこよさがある。

恋愛ドラマのイメージが強い木村拓哉だが正統派のヒーローよりダークヒーローを演じているときにかっこよさが増す

後半、記憶を取り戻していくときに記憶に出てくるもともとの人格(悪い方)の演技がかっこよすぎて男でもみとれてしまうこと間違いなし。


主題歌がおしゃれ(日本っぽくない演出)

主題歌は、ブライアン・フェリー(Bryan Ferry)の『Tokyo Joe』

あえて洋楽を選んでいることで、世界観が邪魔されない。『Gift(ギフト)』の世界観が、日本の設定にありながらどこか海外をイメージさせることに、主題歌は大きく貢献しているとも言える。

今聴いても古さを感じない曲選びのセンスにも脱帽。


豪華なキャスト

室井滋、篠原涼子、今井雅之、井繩野清志郎、小林聡美、倍賞美津子など、ドラマ『Gift(ギフト)』のキャスト陣が豪華すぎることに驚く。

もちろん、1話ごとに出てくるキャストまで大物揃いだった。今やベテランの篠原涼子の若かりし頃の演技も楽しめる。


ドラマ『Gift(ギフト)』が僕に与えた影響

記事のまとめ2022.12.01ver2


ドラマ『Gift(ギフト)』が僕に与えた影響は大きい。

ドラマをこれから観る人は「木村拓哉最高!」でいいんだけども、今の時代に『Gift(ギフト)』を観るなら今のドラマにはない世界観を味わってほしいと思う。


ドラマ『Gift(ギフト)』を観る3つの理由

  • 所有の基準が変わるから(ファッションやアイテムなど)
  • 人間は変化できることを知れるから
  • 同性から見てかっこいい男が何かを知れるから


所有の基準が変わる

ドラマ『Gift(ギフト)』を観たあとに、自分の身の回りにあるものを確認してみよう。

きっと必要のない物がたくさん出てくるはずだ。あるいは、本当に欲しかったものが見つかるだろう。いい物を持つことの魅力を教えてくれたのがドラマ『Gift(ギフト)』だ。


人間は変化できると知る

過去がどうであれ、人間は変わりたいと思ったら変わることができる。

ドラマの役では、早坂由紀夫の過去はかっこいい演出になっていて魅力たっぷりだが、もし、やり直したと思えば人生をやり直すことができることを教えてくれた。今の人生に何かしら不満を感じているなら一歩を踏み出すためにドラマを観るのもいいだろう。


同性から見たかっこいい男とは何かを知る

「かっこいいとは何か」は、男性にとっては永遠のテーマだ。

木村拓哉の演じる早坂由紀夫の魅力は、女性から見てかっこいいだけでなく、同性から見てもかっこいい男性であることだ。正統派のきれいごとだけを並べる薄っぺらいヒーローではないところもさらに魅力を増したポイントだ。

男から見てかっこいい男を目指す人は見逃せない作品が『Gift(ギフト)』だと言えるだろう。


ドラマ『Gift(ギフト)』がBlu-ray&DVDで発売されている

ギフト Blu-ray BOX


1997年にドラマ公開後、事件などもあり再放送されることがなかったドラマ『Gift(ギフト)』だが、現在はBlu-rayとDVDで発売されている。

当時リアルタイムでドラマを観た人も観たことがない人も、今の木村拓哉しか知らない人もぜひ手に取ってみてほしい。



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