僕も使っているXP-Penの液タブ(液晶タブレット)に4Kの『Artist Pro 16 TP』が登場。魅力に迫る。
液タブ(液晶タブレット)って?
りばすたの読者の中には「液タブってなに?」っていう人もいると思うので簡単に紹介しておこう。
液タブと言われている液晶タブレットは専用のペンで液晶画面に直接絵を描くことができるタブレットだ。
板タブ(タブレット)との違い
従来型の板タブ(タブレット)はUSBでパソコンに接続し、パソコン画面を見ながらタブレットに絵を描くタブレットだ。
液タブ(液晶タブレット)に比べて安価だが、描きやすさだけなら液タブが描きやすい。板タブ(タブレット)は、描くペンの部分は見ないでパソコン画面を見ながら描く。慣れるまでは紙に描く感覚と違いすぎて戸惑うだろう。
液タブ(液晶タブレット)は、タブレットの画面にペンで直接描いていくため、紙に描く感覚に近い。
僕は板タブ(タブレット)も液タブ(液晶タブレット)も持っているが、一度液タブに慣れてしまうと板タブには戻れなくなるはずだ。
液タブを作っているXP-Penとは
液タブ(液晶タブレット)と言えば、Wacom(ワコム)の液タブが有名だが、安価で高品質な液タブを狙うならXP-Penを狙ってみるのもいい。
Wacom(ワコム)の板タブ(タブレット)にするか、XP-Penの液タブ(液晶タブレット)ぐらい価格差があるので、これから絵を描いてみるなら、描きやすさを重視してXp-Penの液タブ(液晶タブレット)をおすすめしたい。
XP-Penは2005年に日本で立ち上がった会社
XP-Penは2005年に日本で設立されグラフィックタブレットの研究開発の取り組みを始め、2008年に台湾支社を設立した会社。その後米国カリフォルニア州から北米やヨーロッパ市場にも進出している。
僕自身もXP-Penの液タブ(液晶タブレット)を使っている。僕が現在使っているのは『XP-Pen Artist15.6』。
液タブXP-Pen『Artist Pro 16 TP』の魅力
XPPen 液タブ 15.6インチ 4K タッチ機能 液晶ペンタブ フルラミネーション加工 充電不要ペン
XP-Pen『Artist Pro 16 TP』は2021年7月に発売した液タブ。パワーアップした部分はたくさんあるが、やはり描きやすさの大幅向上がポイントだ。
XP-Pen『Artist Pro 16 TP』の魅力
- 4K液タブで高解像度実現
- フルラミネーション技術
- マルチタッチがもたらす没入感
- 充電不要ペン
- 配線がすっきり接続するのが楽になった
4K液タブで高解像度実現
4K解像度(3840x2160)で絵の明瞭さが別次元になった。
久しぶりに、ビデオカメラを買い換え4Kのビデオカメラを買ったときのような進化を体感することができる。
フルラミネーション技術
アンチグレアガラススクリーンと眼精疲労緩和技術を組み合わせることで目の疲労を大幅に軽減した。
さらにガラスとスクリーンをシームレスに組み合わせる古ラミネート加工技術を採用。カーソル位置の調整の最適化に成功している。
マルチタッチがもたらす没入感
ペンで絵を描きながら、タッチ操作で簡単にズームイン、ズームアウトができる。
もちろん、キャンパスを回転したり図研を移動することもできる。液晶画面にボタンをたくさん出さなくてよくなることで、描くことに没頭できることは、小さな改善のようで大きな変化と言える。
充電不要ペンは筆圧8192レベル
充電不要のタイラスペンは傾き検知±60°、筆圧感知8192レベル、消しゴム機能で描きやすさを追求。
配線がすっきり接続するのが楽になった
地味な改良だけど、日々の作業が楽になる素晴らしい改良だ。
2つのUSB-CポートがUSB-CからUSB-Cの接続をサポート。パソコンとの接続をシンプルに改良している。
液タブXP-Pen『Artist Pro 16 TP』購入特典
創作活動に使える2D動画作成ソフトCartoon Animator4(12か月ライセンス)かOpen Canvas(ダウンロード版)がダウンロードできる。
前回、XP-Penの液タブを買ったときにOpen Canvas7をダウンロード特典で入手している。個人的にOpen Canvasで嬉しい機能は、描いている様子を動画として記録してくれる機能があること。
僕の場合は、絵だけじゃなく文字を書くこともあるが、書いている様子を記録してくれているのは創作の幅がひろがるのでありがたい。
液タブWACOMのストア
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液タブXP-Penのストア
XP-Penの液タブはWACOMの約半額。アマゾン公式ストアでラインナップをチェックしよう。