SEO対策をするときに、キーワードボリュームを調べていると、どちらのキーワードを使うのがいいのか迷うときがある。両方のキーワードで書くべきか、片方にするべきか。
カニバリにならないように類似率を調べて対策できるのが「ruri-co(るりこ)」。
ruri-co(るりこ)公式サイト>>https://ruri-co.biz-samurai.com
今回は、「ruri-co(るりこ)」を使って実際にキーワードを調べてみたので参考にしてみてほしい。記事の最後に、僕のブログの結果も紹介しているのでお楽しみに。
SEO対策で類似率を調べるruri-co(るりこ)でできること
- カニバリ対策
- 最適なキーワードを選ぶ
SEO対策の中でも、自分のサイトやブログで同じようなキーワードで検索結果に上位表示して、自分の記事と記事がカニバリしないようにする対策は重要な対策のひとつ。
カニバリが起こると、検索エンジンは、類似している記事のどちらを上位に表示していいか判断できず、結果的に順位を下げてしまうことがあるので注意しよう。
SEO対策の類似率を調べるツールとしておすすめなのがruri-co(るりこ)。
ruri-co(るりこ)は無料で利用できる。カニバリ対策や最適なキーワード選びに役立つので、ブログ初心者も積極的に使いたいツール。
カニバリ対策
ruri-co(るりこ)は、自分のサイトやブログ内で同じキーワードや単語を使っている記事がないかを確認できる。
もし、重複している記事があれば、重複している記事を統合するか別のキーワードに変更することでカニバリを回避することができる。
最適なキーワードを選ぶ
ruri-co(るりこ)は、調べたいキーワードと類似するキーワードや単語を単語単位で分割してデータ集計した結果を見ることができる。
どの単語が検索結果1ページ目に表示されている記事のタイトルに多く使われているかや、どの単語が上位サイトに多いかを知ることができる。
【SEO対策】ruri-co(るりこ)を使って類似率を調べる
- 調べたいキーワードを入力して調査開始
- 検索結果の類似率を調べる
- ページ別の順位獲得状況を調べる
- タイトルへのKWD使用状況を調べる
- 検索結果を調べる
SEO対策の類似率を調べるためにruri-co(るりこ)を使ってみよう。
ruri-co(るりこ)公式サイト>>https://ruri-co.biz-samurai.com
調べたいキーワードを入力して調査開始
今回は、「転職+営業」の複合キーワードで実際にキーワードを調査するので参考にしてみよう。
「転職+営業」の複合キーワードで検索すると、「検索結果の類似率」「ページ別:順位獲得状況」「タイトルへのキーワード使用状況」「検索結果」を調査することができる。
順番に説明していくので流し読みしておこう。
検索結果の類似率を調べる
- 類似率
- タイトルへの使用状況
- 単語別
検索結果の類似率は、調査したキーワードの検索1ページ目に表示される記事の多くが順位を獲得しているキーワードの調査結果。
類似率
検索結果1ページ目に表示されている多くの記事は、調査したズバリのキーワード以外の複数のキーワードでも検索結果で上位に表示されている。
類似率を調べることで、ユーザーがどのようなコンテンツを求めているかを把握し、類似率が高いキーワードを探すことができる。類似率の高いキーワードをタイトルや見出しに使うことでSEO対策をしよう。
タイトルへの使用状況
調査したキーワードと類似するキーワードをタイトルに使っている状況を確認できる。
類似率が100%の場合は調査したキーワードと全く同じキーワード。
調査KWDでの順位は、調査したキーワードが表示されている記事の順位。タイトルは、調査したキーワードや関連キーワードで1ページ目に表示されている記事のタイトル。
単語別
調査したキーワードと類似するキーワードを、単語単位で分割してデータ集計した結果。
複合キーワードを分解して単語単位で表示している。単語を含んだKWDは、単語を含む類似性キーワードの数量。単語を含んだ順位取得サイト数は、単語を含んだ類似性があるキーワードの検索結果1ページ目に表示されるページ数。
ページ別の順位獲得状況を調べる
- 1位
- 2位
- 3位
- 4位
- 5位
- 6位
- 7位
ページ別の順位獲得状況は、調査したキーワードの検索結果1ページ目に表示される各ページの順位獲得状況。
1位、2位と順番に見ると、調査したキーワードとは別で順位を獲得したキーワードとキーワードの順位を調べることができる。
ランキングを見るとわかるが、転職ジャンルはビッグワードでは激戦区。ミドルワードも含めて、ブログ初心者で上位に食い込むのは難しい。
今の僕のレベルでは、転職ジャンルをやるとしたらロングテールワードで地道に勝負しないと難しいと感じた。
1位
1位のdoda(デューダ)は、関連するキーワードもすべて1位を獲得している。
2位
2位のマイナビ転職は、指名検索をうまく使って上位表示している。
3位
3位のリクナビも、指名検索で上位に上げている。サービス名が定着している強さを感じた。
4位
4位のエン転職は、営業や求人の複合キーワードでうまく上位表示している。
5位
5位は、営業経験なし・未経験などのキーワードをうまく使って上位表示させている。
6位
6位は、東京という地域のキーワードを使うことで上位表示させている。実店舗などのサービスを展開している場合、「〇〇+地域」はおすすめの複合キーワード。
「美容院+大阪市+北区」みたいに絞り込むことで、競合サイトとの差別化を図ることができる。
7位
7位は、「女性」というキーワードをうまく使って上位表示させている。
5位以降の記事は、激戦区でも複合キーワードを工夫することで上位に食い込んでいる。
タイトルへのKWD使用状況を調べる
- キーワード使用状況
- 単語の使用状況
タイトルへのキーワード使用状況は、調査したキーワードの検索結果1ページ目に表示されるページのタイトルテキストに使用されているキーワードの分析結果。
「転職+営業」で上位に表示される記事は、「営業+職」「求人+営業」でも上位表示されている記事が多いことがわかる。
キーワード使用状況
タイトルテキストへの調査キーワードや関連キーワードの使用状況。
使用率は、調査したキーワードの検索結果1ページ目に表示されるページのタイトルテキストに使用されている割合。キーワードごとに、タイトルに使用されている場合は〇がついている。
単語の使用状況
タイトルテキストへの単語に使用状況。
単語は、調査したキーワードや関連キーワードを単語に分割している。単語を含んだタイトル数は、調査キーワードの検索1ページ目のページがタイトルテキストに使用している単語の数。
使用率は、調査したキーワードの検索結果1ページ目に表示されるページのタイトルテキストへの使用割合。キーワードごとに、タイトルに使用されている場合は〇がついている。
検索結果を調べる
検索結果は、調査したときのキーワードの検索結果。検索1ページ目に表示される記事を表示している。
獲得KWD数
順位を獲得しているキーワードの数。
【まとめ】SEO対策で単語の類似率を調べるならruri-co(るりこ)を使ってみよう
SEO対策の中でも、ちょっと難しくて後回しにしたくなるカニバリ対策。
SEO対策の無料ツールで、「類似率を調べることができるruri-co(るりこ)」は、あなたのブログ運営の助けになってくれるはずだ。
僕自身、まだ使いこなせているとは思わないが、自分のブログの記事数が多くなればなるほど類似率を調べることが大事になる。しばらくruri-co(るりこ)を使ってみたい。
最後に、僕が運営しているいくつかのブログの複合キーワードを調べてみたので結果報告をしておくので参考にしてみてほしい。
実例1:ポケカラ+〇〇の複合キーワード
「ポケカラ+〇〇」で4位にランクインしていた。獲得キーワード数は17。
実例2:ボウリング+〇〇の複合キーワード
「ボウリング+〇〇」で1位にランクインしていた。獲得キーワード数は8。